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部下の離脱

部下のT君が今月限りで現場から離脱することになった。

去年の10月から一緒に仕事をしていたわけだが、
成長が見込めなくて取引先からバッサリ「イラネ」通告されてしまった。
本人は本人で自信喪失気味で、実家に帰ることをほのめかしている。

問題はいろいろとある。
彼自身のやる気の度合い、この業界に対する興味の薄さ、
入社するまでの社会経験の質、我が社の研修カリキュラムの杜撰さ、
小生の硬直気味な教育方針・・・。

ここ数ヶ月間、社会人の基礎教育をいろんな人の力を借りながら徹底的に
やったが、結局彼にはなじまなかった。
ただ単に必要な情報を「教えた」つもりにはなっていただけで
「育てた」ことになっていなかった。
自己満足な教え方をしていただけだったように思う。

教え方としては、まず自分が過去につまづいた点を重点的に
解説し、こうすれば回避できるんだよ、というアドバイスを与えた。
これがそもそもよくなかった。

まず第1に、「答え」を与えてしまったこと。

答えを与えてしまうということは、考える余地を奪ってしまうということだ。
したがって「いつでも答えを聞けばいいんだ」になってしまい、
自分で考えて答えを見つけなければいけない局面に立ったときに
まったく応用が利かなくなってしまうのだ。
応用が利かないものは、「使えないヤツ」に等しい。
(これは予断だが、当の本人は答えを欲しがっていた。
ヒントではなく答え、それもFA(ファイナルアンサー)が欲しいと。
彼にとって[考える]プロセスは単なる無駄としか思えなかったようだ)

第2に、相手が「自分」ではないことを考慮しなかったこと。

もし教育する相手が過去の「自分」そのもの、もしくはそれに近い
経験と思考を有する人物であれば、有効だったのかもしれない。
しかし、相手は「自分」とは全く異なる人間なわけで、
「自分」にとって有効な方法が必ずしも「相手」にも
通用するわけではない、ということを度外視してしまった。

プロ野球の王貞治やイチローのように一本足打法でホームランや
ヒットを大量生産する超一流のプレーヤーがいる。
しかし残念ながら一本足打法は万民に有効な打法ではない。
もし万民に有効なら世界中の人がその真似をして、好成績を
残しているはずだから。

小生は小生にしか有効でない「ヲイゲン打法」を
部下におしつけようとしていたのだ。


教育って難しい。
これは2世クンにも同じことが言えると思う。
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ヲイゲンシュタイン1世

Author:ヲイゲンシュタイン1世
三十路以降パッとしない自分に幻滅中の2児の父親。
子供以上にカーズはまりつつある。
いや、カーズ以上にはまっているのはONE PIECEだが・・・。

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