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クレームと我慢

ちょうど小生が小学生に入学する頃の話になる。
入学前に親に購入してもらった、学校教材のチェックをやっていた。
算数の授業で使う「かずのおけいこ」なる教材の箱の中には
おはじきやカードの束、アナログ時計を模したものが入っていた。

近所の子と比べて親から与えてもらえるおもちゃの数ではあまり
恵まれていなかったせいか、こういう「教材」ですら「おもちゃ」
を買い与えてもらったのと同じくらい喜んだのを覚えている。
(夏休みにはそれらを家に持ち帰って、1人遊びをしていたこともある)

教材のチェックをやっていて一つ気になる点が見つかった。
紙でできたカードの表面の一部がはがれていたのだ。
(いわゆる初期不良だろうとは思う)
「なぁなぁ、これ、破れとる!!」
小生はせっかく手に入れた教材(=おもちゃ)に破損があることを
必死に騒いで親と兄に訴えかけた。
ところが返ってきた言葉は望んだものではなかった。
「そんなもんどうっちゅうことあらへん、ガマンしぃ!」
「それぐらいええやんけ」
具体的な言葉は憶測でしかないが、訴えを却下・否定されたことは凄く鮮明に覚えている。

この経験が元になってのことなのか、問題が起きたときの基本姿勢は「ガマン」である。
「人間何事もあきらめ(ガマン)が肝心」
「ずっと我慢していたらいつかきっといいことがある」
親から何度となく聞かされた言葉がそれに拍車をかけていることは否めない。

ただ小生はこの概念を全く違った別の形で昇華してしまった。
「我慢することが肝心」→「我慢するヤツはエライ」→「我慢できないヤツはわがまま」→「わがままは悪」
早い話、「クレームをつけるのは罪」だと考えている。
企業と顧客のように商品・サービスを授受する関係、あるいは肉親や友人など個人的な関係の中で
困ったことが起きた場合、どのような行動を起こすかというと大きく以下の3つにあげられる。
1.正当な理由でクレームをつける
2.正当でない理由でクレームをつける(いいがかり)
3.クレームをつけない(我慢)

2.については困ったことが起きなくても、金品や見返りを要求されるために行われる。
小生は、基本的に1.と2.を区別しない。
勿論違いについては分かるが、前述の「クレームをつけるのは罪」という考え方が影響して
積極的に区別しようとは思えない。
そのように思いなさいと命令されてもなかなか難しい。
「だってクレームをつけてることにかわりないんだもの」

小生がもし企業のクレーム担当窓口に抜擢されたら一日でやめると思う。
「オレはその程度で文句言わないのに、なんでコイツラはごちゃごちゃ言うんだろう」
自分が文句を言わないような些細(だと思っている)ことでも、他人は文句を言ってくる。
ひょっとして自分と他人を同一視してしまっているのだろうか?(自我が確立できていない?)
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Author:ヲイゲンシュタイン1世
三十路以降パッとしない自分に幻滅中の2児の父親。
子供以上にカーズはまりつつある。
いや、カーズ以上にはまっているのはONE PIECEだが・・・。

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